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登録施工業者会員証
当協会の登録施工業者には、会員証が配布されます。
建築物のシロアリ及び木材腐朽菌による被害の調査、予防または駆除を適正かつ安全に行い、消費者に信頼され、公共の福祉に寄与することを目的としています。
この会員証が信頼の証です。
しろあり防除施工士について
(公社)日本しろあり対策協会ではシロアリの防除施工を行う技術者の資格制度として、「しろあり防除施工士」制度を昭和39年に創設し、防除施工に必要な知識を研鑽し、防除施工の確実性と安全性を確保しています。
しろあり防除施工士は、しろあり防除処理または防除施工管理に関する実務経験があり、(公社)日本しろあり対策協会の講習ならびに、試験に合格したもののみに与えられる資格です。
蟻害・腐朽検査員について
(公社)日本しろあり対策協会では、協会版蟻害・腐朽検査制度の検討委員会を立ち上げ、その枠組みと細部の検討を重ねてきました。この概要をお示しします。
- 協会版蟻害・腐朽検査診断の枠組み
協会制定の新たな蟻害・腐朽検査診断マニュアルにしたがい蟻害・腐朽を主たる対象に、各種非破壊検査にもとづき被害状況を確認します。併せて、建物の全体的な劣化環境調査を実施します。それらの結果から、さらに高次の検査の必要性を含めて、取るべき対応措置を明示した検査・診断所見を示し、検査診断報告書を作成します。 - 検査診断の内容
検査診断の概略を示せば、以下のとおりです。- 診断対象
蟻害(ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリ)、腐朽、カビ、変色の兆候、範囲、程度などのほか、湿気・通風状態など - 診断方法
蟻害・腐朽箇所は簡単な非破壊検査(目視、打診、触診、圧入検査など)によるほか、腐朽環境(床下温湿度、通風状況、床下地盤面の含水状況、木質部材含水率など)は簡単な現場用計測器などを用いて調査します。
- 診断対象
- 「蟻害・腐朽検査証」発行
協会では今回の新たな検査制度の創設にともなって、検査結果が協会の検査規定どおりに行われたものであることを証明する「蟻害・腐朽検査証」(以下、検査証)を発行します。